ワクチン接種

ワクチン接種

犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型、犬パルボウイルス感染症などは、愛犬の命にかかわる伝染病の代表的な病気です。
犬ジステンパーは、ワクチン未接種の子犬が感染すると重症化しやすく、死亡率も高い病気です。

これらの病気を予防して、愛犬を守るために「混合ワクチン」の接種を受けていただくことをおすすめします。
また、「狂犬病予防ワクチン」の接種(年1回)が、法律で定められています。

ワクチン接種時期
生後1ヵ月齢頃 生後1ヵ月齢頃 検便と駆虫
生後2~3ヵ月齢の間 生後2~3ヵ月齢の間 「混合ワクチン」の接種
上記接種から約1ヵ月後 上記接種から約1ヵ月後 「混合ワクチン」の追加接種
以降は、毎年1回の接種をおすすめします。
生後90日頃 生後90日頃 「狂犬病予防ワクチン」の接種

初年度・・・鑑札の発行、新規登録などは、当院で代行します。

次年度(毎年4月から6月頃頃)・・・追加接種のみ

フィラリア予防

フィラリア予防

フィラリア症は、フィラリアに感染した蚊に刺されることが原因となり、犬糸状虫(寄生虫)が血管や心臓内に寄生してしまう感染症の病気です。 治療に時間がかかったり、愛犬の命にかかわる病気でもあります。

フィラリア症の予防は、内服薬(チュアブル・錠剤)、スポット剤、注射薬などがあります。

血液検査を行った後、ワンちゃんに合った投薬を行います。

避妊・去勢手術

避妊・去勢手術

大切な家族のことを対処してあげるために

愛犬がメスの場合、避妊手術によって、子宮・卵巣などの病気や乳腺腫瘍ができる可能性を低くすることができ、発情期の行動を起こすことがなくなります。

オスの場合は、去勢手術によって攻撃性が弱まる可能性があります。

去勢や避妊の手術は、望まない繁殖を防ぐだけでなく、高齢になった時にかかりやすくなる病気を予防するなどの目的もあります。

ペットの繁殖については、きちんと責任をもって考えておきましょう。

避妊・去勢手術の目安
メスの場合 1回目の発情期の前に避妊手術

メスの1回目の発情期は、およそ生後6カ月齢頃からはじまり、半年ごとに21日間程度の発情期があります。(個体により異なります)

オスの場合 生後6カ月齢程で去勢手術

ノミ・ダニ対策

春から秋は要注意!清潔を第一に予防しましょう。

ノミ・ダニ対策

ノミ・マダニは、痒みや皮膚炎の原因となるだけでなく、条虫などの寄生虫の媒介にもなります。また、人への媒介感染の危険もあるので注意が必要です。

最も効果的なのは、定期的に予防薬を投与することです。
ノミ・ダニ対策の飲み薬、塗布剤、グッズなどは、当院でご相談ください。

特に春から秋は、ペット用品の洗濯や洗浄、室内の掃除をこまめに行うなど、ノミやダニが繁殖しにくい環境を心がけましょう。

ワンちゃんをノミ・ダニから守るだけでなく、人間が感染症にかからないためにも、しっかりと対策を行うことが重要です。